ロンドンの街がロックダウンして1週間がたちます。
26日の夜、いつものように夕飯の支度をしていたら家が揺れるほどの大喝采が!
隣にスタジアムが来た??と思うほど。
ドアを開けて見てみるとアパート中の人が拍手喝采。
ぽけーと見ていましたがとても素敵な光景でした。
感染対策の最前線やスーパーなどで働く人に拍手を贈ろうというキャンペーンだということでした。
(キャサリン妃のインスタではジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の拍手に参加されていました。)
ロンドンがロックダウンと聞くととても厳しい状況にあるような感覚になりますが、
買物、ジョギングや散歩などは出られるので気持ち的にも余裕が持てる状態です。
(国によっても街によっても規制の幅は違うようですね。)
この2週間で家を出たのは買物の3回。少しずつ間隔を開けられています。
2週間くらいは出ないで…と思ったのですが、買い溜め出来ても1週間分ほど。
元々、冷蔵庫スカスカが好きで、毎日必要なものを買い足す生活で来たので、
初めは「これで1週間は持つね!」なんて思って買っても4日間しか持たなかったりと、大人2人朝昼晩食べての量って結構わからないものです。
(パスタやお米はわかりやすいのですが特に野菜、お肉など、日持ちできないもののやりくりが難しい。パンがカビたりなんかして悔しい思いもしました。。ロンドン雨が多いだけあります…)
今は週1回の買物を目標に献立を立てています。
では、今のスーパーはどんな状態かというと、
まず、人との間を2mあけられるように入場制限をしています。
昼間なんか長い行列ができるようです。
(家の隣がスーパーなので窓から確認することができます。)
ただこの列も2mあけてなので、長さ程は並びません。
私は家からが列見えなくなる18時過ぎに買物に出ると大体3人くらいで入ることができます。ずばり商品は豊富です。
日本のニュースなどを見ているとロンドンのスーパーの空っぽの状態の写真を見ることが多いのですが、あれは本当なのでしょうか?
それともリッチモンドが落ち着いるのか…今は他の街の状態がわからないので何とも言えないのですが。。日本のニュースで不安になります。。。
今まではカフェもマクドナルドのようなファストフードもテイクアウトのみで営業していましたが、今はそれらもしまっています。
なので、スーパーマーケットだけが住民の食を一挙に背負っている状態。
常に棚の消毒、セルフレジも使うごとに消毒。そして大量の品出し。
本当に大変だと思うのですがどこの店員さんもいつも通り非常に明るく親切です。
お店を出る際「サンキュー」といつものように店員さんに声をかけると、
「Thank you! Have a nice day! バイバーイ!」と。
絶対大変なはずなのに、こんな声をかけてもらえるなんて。
気持ちがふわっと軽くなりました。
家に籠るのは好きな方ですが自分でも気が付かないストレスがあったようです。
不安や焦りは伝染しますが、逆もあるんだと実感。
スーパーの方の余裕のある対応やいつも通りの雰囲気にとて安心しました。
もちろん出来るだけ家にいなくてはいけませんが今回は街で自分の目で街の雰囲気を見たことで心の余裕ができました。
また元気に籠ります。
今改めてスーパ―マーケットなどで働いている方々に拍手を贈りたいです。
この街だけ見ていると2mあけるのは簡単といいますかスカスカですが、もっと人口密度が高いと大変なのかもしれませんね。
皆さんかなり気を付けている様子。
こちらは家から100mほどのテスコ。
この線の間隔が2m。これに沿って並びます。これで5分も待たないくらい。
テスコの店内。
お野菜もフルーツも豊富。
こちらはウエイトローズ。
19時の駅前です。日がのびてきました。
面白いのはこのレオンというファストフードカフェ。
本来ならばこの手のお店は閉店しているのですが、日用品を売ることによって開けています。
店舗によるらしいのですが、トイレットペーパーやミルク、紅茶のパックなど、多分、テイクアウトでは使わない商品を売ってくれているようです。