ロンドン在住経験のある友人から「こんなのもあるらしいよ!」と聞いていたキューガーデン内にある「マリアンノースギャラリー」。
MRKさんとキュウガーデンに行った時に見学しました。
植物画家、旅行家であるマリアン・ノース(Marianne North、1830~1890)の絵が展示されているギャラリーです。
油彩画で描かれた世界中の植物の絵が隙間なく飾られています。
このマリアンノースという女性はノース男爵家という名家の生まれで、母親の死後、父親と各国を回り、父親の死後は一人で世界を回りその土地の植物を中心に写生したそうです。
彼女の死後、親戚がキューガーデンにギャラリーを作って欲しいと働きかけたとか。
(ギャラリー内で彼女を紹介した映像が流れていて、英語堪能のMRKさんが説明してくれました。ありがたい。)
この時代に女性一人で世界を回るなんてすごいこと!
ヴィクトリア時代ですね。
なんと、日本もありました。京都や、藤の花の後ろに富士山が描かれたものなどなど。
絵画一つ一つもとても素晴らしいのですが、隙間なく飾るというここの展示の仕方も素敵。小さなギャラリーに800点以上と!
お花が少ない冬でも、ここに来れば世界中の花々が見ることができます。
こちらは外観。この建物にはマリアンノースが世界中から持ち帰った木材なども使われているのだとか。
一歩入るとこのような沢山の作品が!これを見ると床や窓の作りもとてもかわいいですね。
ベンチにまで絵が!
上に作品が描かれた大体の地域が書かれています。
光ってわかりづらいですが…富士山の絵なんかがあります。