ロックダウンになった当初、生活用品や食材が一時的に品薄になったのですが、
一週間もすると落ち着いてきました。
そんな中、長らく品薄になっていたものがあります。
それは小麦粉。
日本でもそうだったと聞きますが、時間ができたらお菓子を焼いたりパンを焼くというのは世界共通なのですね。
ですがこちらは普段から料理をしない人でもお菓子は焼く。
というくらい老若男女皆さん普段からお菓子作りが大好き。
と、なっては小麦粉が一番長く店頭で品薄だったのもうなづけます。
(でも、もともと日本以上に小麦粉を消費する国ですから量も多いし、ネットなどでは普通に買えていたと思います。ただ、私の行く時間にはスーパーにはもうない状態)
毎朝パンを食べる文化。それ以外の選択肢があまりないですし、毎日買いに行けないのですから小麦粉で買って自分で焼いた方が日持ちがしますしね。
(とは言っても小麦粉はお米のようには持たないので注意が必要ですが)
上の階に住んでいるイタリア人の知り合いもパンを焼いていると言っていました。
(そしてやけどして大変だったと…)
あと、地味に品薄だったもの。
それはお豆の缶詰。
たまたまロックダウン前に「どんなもんだろ、スープにでも入れてみるかね。」と
いくつか買ってみていたのですが、スーパーの棚に殆どの商品が戻ってきた時に
お豆の缶詰コーナーの品薄に気が付きました。
「ほ~イギリス人も時間がある時に豆煮るんだな~」と新発見。
ということで買っておいたお豆を使ってみることにしました。
(でも、ほとんど水煮などの缶詰なので、日本のように乾物から時間をかけて煮るわけではないのですが…)
基本的にフムスなどに使うひよこ豆と「Kidney beans」というインゲン豆が良く売られています。
IN Water と IN Tomatoがあって、想像するにトマトはチリコンカンのようなもの一択かなと思い今回はお水(多分水煮なのかな?)にしました。
そういえばインゲン豆や特にひよこ豆のトマト煮なんかはイングリッシュブレックファーストのベイクドビーズの定番ですし、私の思った以上にイギリスは豆文化だったということです。
さて、やっぱりトマトで煮てみようと思いながらopen。
そしたらなんだか見覚えのある雰囲気のお豆。
「これ、お弁当の甘いお豆じゃん。」と。まんま金時豆でした。
なので、予定を変更してお砂糖で煮て見ることに。
イギリス人聞いたらびっくりするでしょうね。
しょっぱくて当たり前のものが甘かったりその逆でもびっくりしますしね。
そのままお鍋に開けてお砂糖を入れて少し置いてから火にかけました。
もう煮えてはいるので短時間でOK。
でも、一度冷めないと甘味が入らないので一晩おいて食べてみたらまんま日本の味。
お砂糖もブラウンシュガーを使ったので黒蜜のような感じに。
思いがけず日本の甘味にありつけたのでした。
(思えば和菓子ってほぼほぼお豆なんですよね)
次はイギリスのベイクドビーンズを作ってみます。
初めに買ったのがチャールズ皇太子のダッチ―オーガニックのもの。
たまたま安売りしていたので70Pくらいでした。普段でも1£しなかったくらい。
これだと中がわからなくて想像で買ったのです。
こちらはウェイトローズの。
これだとお豆の雰囲気ばっちしわかるから安心。
パカっと。このお水の雰囲気が既に甘いお豆しか想像できない形状。
あんこ的です。
in tomatoだったらそんな気持ちにならなかったのかな。
今度買ってみます。
お鍋にあけるとこんな感じ。まんま金時豆。
お砂糖はこのブラウンのもの。
金時豆の出来上がり。日本のあんも豆ですが、台湾のスイーツもいろんなお豆が使われていますよね。今度色々甘く煮てみようかな。
ウェイトローズのお菓子作りコーナー。
痒い所に手が届くような品揃え。ここの前で悩んでいるところを見るのは意外にも男性が多いのです。
色合いがかわいい食紅。下に小さなマシュマロがありますね。
きっと私の大好きなロッキーロードとか作るのでしょうか。
お砂糖の種類も豊富です。ブラウンシュガーも色々。私のは真ん中のかな。
お菓子作り用のチョコレートも豊富。
普通のチョコ売り場だって多いのにこの種類。
ちなみにここまでの殆どが自社ブランドのものです。
リキュールやシロップもかわいい見た目。
もちろ自社ブランド。
こち
こちらはテスコのお菓子作り売り場。もっと奥まであります。
色合いがかわいいです。