すぐに、どこでも慣れてしまう。
とは言っても帰ってくると違いを実感するわけで…
日本に帰国して一番違いを感じたのはなんといても電圧。
ドライヤーがささやかに感じ、掃除機の吸引力が穏やかに感じます。
こればっかりはどうしょうもないですね。
特に、いいこと、便利なことには一瞬で慣れてしまうようです。
でも、あちらは硬水なのでドライヤーの威力が強くても軟水でささやかなドライヤーの日本と乾く時間は変わらないような気がします。
そして掃除機も基本土足、乾燥しているイギリス。靴を脱ぎ湿っている日本。
ということで吸引力はイギリスの方が必要でしょうし…
結果は変わらないということですね。
結果オーライ。
(でも、イギリスで使っている4000円弱の掃除機であの吸引力だったら、ダイソンをあっちで使ったらどんなことになるのだろう??ダイソンってイギリスですよね?)
日本との違いと言えば…昨日も友人とそんな話をしていて思い出したのですが…
ロンドンで日本から持って行ったウエットティッシュが無くなったのでスーパーで購入してみました。
色々見た結果一種類だけ発見。
厚手で「手も、顔もふけるよ!」という代物。ちなみに韓国製。
開けてみてびっくりすごいにおいなのです。
昔の車の芳香剤のにおい。
う~ん。
日本のように、手も拭ける、テーブルとか汚れたところをさっと拭く。という用途ではそもそもなさそうです。
こういった商品って日本はすごい末端まで種類がありますよね。
あとテッシュペーパー。
日本のようなティッシュって海外であまり見たことがないです(台湾とかアジアでは見ますが、それもたいてい日本のもの)。
私は純粋に、「日本ってすごいよね。こういったのは進んでるね。」ってな感想でした。
そこでFUKOちゃんが一言
「っていうかそもそも必要としてないから、そういうのの開発に重きを置いていないんじゃないの?だから進んでるも遅れているもそんな感覚もなんじゃない??」
ポロ…
はい、目から鱗とはこのこと。
そうか。いらないから作らないんだ。。
これ、いろいろなことにも言えて、過剰包装とかそういうのもやり過ぎた結果戻すのが大変になってしまったって話に似ているな~と。
始めの話ではないけど便利な方にはすっかり慣れてしまうものですね。
イタリアに行った時に野菜はパック詰めになってなくてレジ袋もなくてエコだな。なんて思いましたがそもそも必要ないからやらなかった結果なのですよね。
イギリスにもレジ袋はないし、有料のはありますが殆どは使いまわしです。
元々作らなかったのでそれが当たり前なので、皆さんエコを意識してやっているというわけでもなくそれが日常なのですよね。
でも、イタリアから日本に帰って来たときにごみ多いはなんだで結構面倒臭くて、そんなに便利でもないと感じたのも事実。
(イタリアにいると袋もないパックもない個包装も殆どないのでごみが圧倒的に少なかった。)
ウエットティッシュが便利で進んでる!なんてさらっと思ってしまうのは中々問題だな。
と、考えた今日この頃でした。
こちら噂のウエットティッシュ。昔の車のにおい。我ながらぴったりの表現。
顔拭く気にはなれないけど何に使おうか…