さて、前回に引き続き
「RoyalAlbertHall ロイヤルアルバートホール」の見学ツアーいざ。
入場いたしますと入ってすぐのカフェバーにて参加者は間隔を開けて待機。
この時のイギリス政府の規定では、同居人意外とは出歩いてはだめ。
そして同居人でも6人以上での外出は禁止。
と、いうことで私たち以外に2組いましたが皆さん3~4人くらいの家族連れでした。
間隔を開けてみんなで行くのかな??と思っていたら
一組ずつ名前を呼ばれて一組に一人ガイドさんが付いてのツアーで別々のコースを回るスタイル。
なので私とFUKOちゃんの2人にガイドさん付きでした。
なんとも贅沢。
まずは二階部分から見せていただきました。
扉を開けると、テレビで見たあのままのホール。そして想像以上に広い。
9000人収容可能。
中央でテニスやレスリングなどで使用する際は中央をつぶすので7000人ほどになるそうです。
ヨーロッパの円形野外劇場にそのまま屋根が付いたような造り。
他のオペラ劇場などとは少し違いますね。
王室専用のボックス席もありました。
(メーガン妃の公務の際もこちらが映りましたね。)
ボックス席の上には王冠の飾りがあり、いかにも!な雰囲気。
この席はどの公演の際もきちんと席代が支払われているそうです。
なんと!ツアーの醍醐味このボックス席にも入れてもらえました。
この席のそばには王室専用の待機室、お手洗いもありました。
一番上部の立見席はそこでローラースケートでもできそうなくらい広い。
驚きの連続でした。
逆に通路はさほど広くはないのですが今までホールに立った人たちの写真などが飾られていてギャラリーのようになっていました。
ビートルズ、ジュリーアンドリュース、パバロッティ…etc
それを見ているだけでも楽しい。
建物内にはこのホールの他にも小さな多目的ホールがいくつかあり、レセプションや記者会見、稽古などなどに使われるそうです。
ちょうど1時間半ほどしっかりと見せていただきツアーは終了。
この日は2日後の再会の公演の準備をしていて、ガイドの方はこのホールができてから半年も使わなかったことは初めてだとおっしゃっていましたが、
この次の日にまたロックダウンが発表になったのでこれがまた伸びて1年になってしまいました…。
本当に滑り込みセーフだったのでした。。
一人14£で寄付を入れて二人で4000円くらいだったと思います。
帰りは初めに集合したカフェでコーヒーを飲み、お隣のショップでアルバートホールのクマを購入。
これもこの時に買っておいてよかった。
贅沢かつ貴重な経験でした。
ケンジントンガーデンから見たAlbertHallとAlbertMemorial。
集合はこの小さなカフェスペースで。
この様なカフェがいくつもあります。
その他にレストランなども入っています。
イタリアンレストランのVerdiではアフタヌーンティもやっていていつか行ってみたいのでした。
壁や床が昭和感があってかわいい。
中にはいくつものツリーが。
ジャーン。
一番初めに見せてもらった2階部分。
テレビでよく見た丸っこい反響版。
ボックス席の上にも席があります。
ロイヤルボックスです。
上に王冠の飾りがあります。
ロイヤルボックスの中は広々しています。
ど真ん中ではないのが面白い。
ロイヤルボックスに続く王室専用の階段です。
シャンデリアがキレイ。
王室専用待合室。
使う時はもっと豪華なお花とテーブルにはクロスがかけられるそうです。
こちらからのAlbertMemorial。
何か会議をした後のようです。
椅子がディスタンス。
お!
桟敷まで来ました。
ヴェローナの屋外劇場のような造り。
反響版も近い。
パイプオルガン。
この広い空間が貸し切り状態です。
かなり貴重。
ここが一番見え難い席のようですがでもすごく近く感じます。
ここが一番遠い席。
ですがどこからもよく見えますね。
次の日のクリスマスキャロルの準備だそうです。
桟敷の柱がヨーロッパの神殿のようです。
一番広く王冠のあるところがロイヤルボックスです。
一般的なボックス席。
段になっているので後ろの人も見えやすいです。
大抵のヨーロッパのボックス席は平場ですので後ろの人は殆ど見えず一番安い席になっています。
音楽だけを聞く人用。楽譜を持った音大生や通の人が多いです。
ですがやはりここはコンサートだけではないのでそれなり皆が見えやすい造りになっていますね。
こちらもホワイエのような空間。
ツリーの横のモニターで少しホールの案内を見て終了です。
こんな歴代の出演者やホールに立った人たちの写真がありました。
目立つところに曙関が。
ボチェッリやジュリーアンドリュースも。
パバロッティ、エルトンジョンもいた!
さて今一度ツリーを見ながら帰宅。
このままハロッズへ行きました。
こう見えてまだ15時くらい。
本当にきれいでした。