ロンドン観光。「Loyal Albert hall ロイヤルアルバートホール」見学ツアーへ参加しました。前編。

さてさて、こちらもロックダウン前のお話。

「Loyal Albert hall ロイヤルアルバートホール」の見学ツアーへ参加してきました。

アルバートホールはロンドン万博の収益で建てられ、その一番のパトロンであったビクトリア女王の夫アルバート公に捧げられたホールだそうです。

場所はケンジントンエリアにあり、ケンジントンガーデンやハイドパークの目の前、

そしてお馴染みの自然史博物館、V&A博物館の裏手に位置します。

この辺りは近くに大学や音大もありかなり文化的。

上野のお山、上野公園のような場所(??)です。

 

オペラハウスには度々(かなり?)通っていたのですが、同じくらいロンドンでは有名なこちらのアルバートホールには中々縁がなく…

 

と、いうのもそもそもホール自体の立ち位置が違い、オペラハウスはオペラもバレエもオペラハウスが主催のものしかやりません。

一方アルバートホールはアルバートホール主催のもの以外にも公演しているホール。

そしてクラシックコンサートからポップス、はたまたテニスやレスリングなどなどの試合会場になったり、かなり多目的です。

もちろんあのビートルズのコンサートも。イギリスのアーティストがあこがれるホールでもあるみたいです。

(東京の武道館みたいなものかもしれませんね。)

なので、中々私が見られる公演というのがなく後回しにしていたところへのコロナ。

初めて予約していた3月中旬のアルバートホール主催のオーケストラコンサートはぎりぎりで延期に。

その後も予約が開始されては予約し、延期または中止の繰り返しでした。

 

そんなアルバートホールではありますが日本のテレビでもよくBBCのオーケストラコンサートや、辻井さんのピアノコンサートの様子、メーガンさんの公務の映像などなどが記憶に新しくオペラハウスよりもテレビなどで見ますので馴染みがあります。

また、日本初の国際的なオペラ歌手ともいえる「三浦環」さんが初めて海外デビューしたのがこのアルバートホールでの蝶々夫人だと聞いていてなんとしても

「行ってみたい!」と思っていました。

NHKの朝ドラの「エール」でまた注目を浴びていますね。)

ふと思ったのですが日本人が海外の文化であるオペラでこの時代に海外で舞台を踏めるというのは(日本が題材のオペラとはいえ)やはり少しだけそういったところはイギリスは開けたところがあったのかもしれませんね。

 

秋ごろ予約が開始されてクリスマスキャロル、くるみ割り人形を取ってこれで初めて行かれると楽しみにしていたところにアルバートホールからのお知らせメールが。

「感染対策に沿った形での見学ツアーを開催します」とのこと。

折角なのでこちらにも参加してみることにしたのです。

 

結果的にこのツアーに参加した時はまだこの後にコンサートに来ると思っていたのですが…ツアー参加の翌日にロックダウンが決定。

またまたそのあとの2つの公演は中止になってしまったのでこのツアーに参加して本当に良かった…のでした。

 

ツアーの話はまた後編で。

f:id:nnaoco:20210415190910j:imageケンジントンガーデン、ハイドパーク側からの「RoyalAlbertHall」


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「AlbertMemorial アルバート公記念碑」とちょうど対面に建っています。

同時期に建てられたようです。
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私が初めてアルバートホールを見た時の写真。

着いてすぐに初めてバスで中心地まで行った時に通って慌ててパチリ。

バスで行く時は必ずここを通ります。
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こちらも同じ日。

窓にAlbertMemorialが映っていますが、全然気が付かなかった。

ここを通るときいつもこちら側を見ていたので目の前にこの像があることに気が付いたのはかなり後…
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急に気が付いて撮った日。


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側面です。

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この一帯はアルバートホールと同じような色味で建物が統一されています。
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寄付のお願いのポスター。
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いざ入館。


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見学の日はとても良い天気でした。
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こちらは自然史博物館などの方面正面。

と、いうか裏側?円形なのでどちらが正面というわけでもなさそうですが、多分AlbertMemorialに向いてる方が正面でこちらが裏という感じでしょうか…
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チェロを持った人が。
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こちらの正面には「RoyalCollege of Music」という音大が。

この時ちょうどムゼッタのアリアが聞こえていました。

クリスマスピッタリです。
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裏側ですが「The 1851 Exhibition Memorial」ロンドン万博の記念碑です。

このロンドン万博がハイドパークで行われ、その時ヴィクトリア女王の夫であるアルバート公が融資した上に熱心なプロモーターだったことからその収益でこのアルバートホール、V&A博物館、自然史博物館を作ったそうです。

なのでこの辺り一帯を「AlbertPolis アルバートの街」と呼ばれるそうです。

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こんな案内板がありました。

こちらでは矢印でなくこの手のマークをよく見ます。

この場合のロンドンはチャリングクロス駅を指すようです。東京でいう日本橋です。

ハウンズロウはリッチモンドのお隣、何度かブログでも紹介した街です。
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入口を探します。
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沢山あって難しい。

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帰りはちょうどイルミネーションがきれいな時間でした。

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ケンジントン宮殿との位置関係はこんな感じ。公園を突っ切るとパディントンのあたり。ケンジントン宮殿の最寄りはノッティングヒルゲートです。
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もうちょっと寄るとこんな感じ。

本当に目の前が記念碑で、自然史博物館、V&A博物館の裏側です。

この辺りが「AlbertPolis」。

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もっと引きで見るとこんな感じ。

ハイドパークが広大です。

ちょうどA4と書かれている少し上の辺りにハロッズがあります。